しめじ Category:詩 Date:2017年02月26日 ひややかな視線十六分休符ほどのため息をそなえた子実体まな板にころがるしめじそれは切断されたおんなの趾煮込まれたけんちん汁をのみこむときそして灰白色のいしづきを舐めるときわたしはおんなの姿を思いえがく噛みしめたしめじからもれた澄んだ体液が口に満ちるけんちん汁をもう一杯よそる PR